ビディとPAN MASALAを試した

(Last Updated On: 2012年11月5日)

ビディとはインドの葉巻である。葉巻とはいえ高級志向というよりは庶民向けの色合いが強い。
ビティ葉巻の葉は黒檀の葉であり、中に詰まっているタバコは棒でぶちのめしたものである。
ぶちのめしから黒檀の葉で包む作業まで、インド人は手作業で行うらしい。そういった乙な一品である。

一方PAN MASALAとは、乾燥ビンロウにお香みたいな香りのパウダーをまぶしたものである。
カレーの後の口直しに噛むらしい。カレーの味を上書きできる戦闘能力を持つとんでもない奴だ。

そういうわけで今回はビディとPAN MASALAを紹介する。下に行くほど臭いがクサくなるような順番で書こうと思う。

・ecstacy (MADE IN USA)

おっと、しょっぱなから番外編である。ビディでもPAN MASALAでもない、ハーブたばこである。
ニコチンゼロ、タールたっぷりという身体に良いのか悪いのか分からない代物だ。マリ○ァナのようなにおいがすると言われているが、別にただのタバコだと思う。
よって、一番クサくない先頭に留まった。

・SoeX Natural Flavoured Bidis

ここでビディの登場である。
SoeX社は、水タバコのタバコ無しフレーバーというこれまた身体にいいんだか悪いんだか分からない物も作っている会社である。むしろそっちのほうが有名なんじゃないかな。
だがしかし、水タバコのタバコ無しフレーバーというタバコじゃない何かでも、個人輸入するとたばこ税を取られるから油断ならない。素人にはお薦めできない。
さて、ビディの方は(ビディにしては)マイルドな味である。しょぼい吸い口が一個ついていてこれを使うと更にマイルドになる。
火がとても消えやすく、点火する度に柿の葉を焦がした臭いがする。黒檀は柿の仲間であることを身を持って知ることができるだろう。

・SoeX Menthol Flavoured Bidis

上記の仲間である。
メンソールとはいえ、元がくさいので後味の奥のほうにしかメンソールを感じない。ベースの味は通常版と変わらない。例によってしょぼい吸い口1個付き。

・The Indian King Beedies

ここで王の名を冠するビディの登場だ。王だけあって、この中では一番うまかった。
香りの奥のほうにお香のような匂いがする。SoeXのしょぼい吸い口を付けると味が更にマイルドになる。そして吸い口がタールでベトベトになる。
ビディのスペルはBidisなのかBeediesなのか、僕にもよく分からない。どっちでもいいけど統一してくれ。

・GANESH 501

どこから突っ込んでいいのか分からないが、一つづつ指摘しよう。
まず、今までのパッケージは箱であったがもはやチリ紙レベルである。かつて我々はチリ紙にくるまって売っているたばこを見たことがあっただろうか?
それから長さが短い。謎の短さである。なんか短い葉巻っぽい物体の入った、ピンクの簡易包装パッケージである。実に地球に優しい。
だがしかし咥えると唇がビリビリする。僕の身体には優しくないようだ。さらに強烈な渋みと辛さを誇る。さすがガネーシャ、神である。
なお繰り返しになるが、唇がビリビリする。注意したほうが良い。

・PAN PARAG Delicious PAN MASALA

パンマサラの登場だ。缶詰に入っているが、缶を開ける前からお香クサい。堂々の臭いランクナンバー1獲得だ。荒々しい野郎だ。
中にはえんじ色の粒が入っている。そう、あの懐かしのビンロウにインドパウダーをまぶしたものである。噛むと唾が赤くなる。その辺にペッペするのが現地スタイルだが、ここは日本の自宅なので便所でペッペした。唾は赤かった。
すごい。お香である。マジでインドのお香だ。全国の雑貨店や新宿西口小田急デパート前の露天で売ってるあいつの臭いである。お香ではあるのだが嫌いではない。だがお香である。
あえてカレーを食べた後に噛んだのだが、既にカレーはどこかに行ってしまった。妙なお香の味は、ビディに割と良く合う。カレーからのパンマサラ→ビディは合理的であることが証明された。

・まとめ
インドは強烈である

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