麻黄(マオウ)と檳榔(ビンラン,ビンロウ,檳榔子)を煮出す

(Last Updated On: 2012年3月30日)

みなさん漢方飲んでますか?
いきなりですが今回紹介するのは麻黄と檳榔の煮出し方です.

麻黄には,英名Ephedra の名の通りエフェドリンが含まれています.エフェドリンは,せきや気管支喘息に効果があります.市販の風邪薬にもメチルエフェドリン塩酸塩なんかがよく含まれています.
ヱフェドリン「ナガヰ」錠というエフェドリンそのものの製剤も,かつては処方箋無しで容易に入手可能だったのですが,現在は大人の事情により絶滅危惧種です.

いっぽう,檳榔子は前回紹介した通りです.ただし,漢方の檳榔子はとても硬いのでそのまま噛むのには不適です.それに意外なことに無味ですので,噛んでも何も面白いことはありません(実体験)

500g入りの袋で,麻黄が1000円,檳榔が2000円ほど.

・下ごしらえ


麻黄はすり鉢ですります.分量は2〜10 g程度.最初は少なめがよい.粉状のものも売ってるが高いです.ミルサーがあれば使うと楽かもしれません.


檳榔はとても硬いので,ハンマーで殴って粉砕します.分量は2〜5g程度.こっちも最初は少なめで試すのがよいかと.粉状のものも売ってるが高いです.こっちはミルサーでは確実に無理です.

・煮る

水600 gと麻黄,檳榔を鍋に入れ過熱します.最初は中火,沸騰したら弱火.注意:強烈に臭います.


小一時間煮込むと,液量が半分くらいになります.半分になったら火を止めます.

・ろ過

出来上がった「えっ?これ飲むの?」っていう感じの液体をコーヒーフィルターでろ過します.

・完成

まずいですが,頑張って飲みましょう.漢方や滷味(ルーウェイ)に慣れた僕ですらちょっと・・・な臭さですので,常人には堪え難い臭さかと思われます.
飲み続けたら,花粉症によるのどの痛み,せきが少し緩和されました.
それ以外の薬効については,公共の福祉の観点からお話を差し控えさせていただきたく.

最後に一言.東洋医学では,原料の組み合わせによって薬を作ります.つまり,同じ材料(例えば麻黄)でも,配合の仕方によって薬効が変わります.ですので,僕が作った汁は根拠のない偽物です,少なくとも東洋医学的には.

参考URL リタの効果に近いスマドラ - マオウ煎汁の作り方

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