PCが立ち上がった瞬間、PWMファンが高速で回るのを抑制する(実装・失敗編)

前回、このような記事を書きました:
PCが立ち上がった瞬間、PWMファンが高速で回るのを抑制する(理論編)

結論から言うと実装して失敗しました。

遅延回路としての仕様自体は満たすものができたのですが、およそ一秒後にFANが高速回転し出しました。

遅延回路の時定数を決めるコンデンサを22uから100uに変えても、数秒後にFANが一旦高速回転し、しばらくすると収まるようになりました。

要はFANを電源に繋いだ瞬間は高速回転するようです。
定電流回路等等を用いて、もう少し回路を考え直さなければいけないようです。

Ubuntu上のVMPlayerでコミPo!を動かす

Ubuntu上のVMware Workstation 14 PlayerでWindowsを動かし、コミPo!を起動しようとしたんですが

「DirectXの初期化に失敗しました。デバイス能力が取得できません。(E21)」

とのエラーが出て動きませんでした。

環境
仮想ソフト:VMware Workstation 14 Player
ホストOS:Ubuntu 16.04
ゲストOS:Windows Server 2008 R2(Windows 7ベース)

これは仮想環境のスペックが足りてないだけだなとの勘が働き、以下のような設定をすることで無事起動するようになりました

コミPo!の推奨環境を超えていればいいんだと思いますが、結構与えてみました。
それでももっさりとしか動かないのが残念でした、はい。

Ubuntu上のVMPlayerで動いているWindowsに、ホストを介さずスマートカードリーダー(PC/SC, CCID)を接続する

Ubuntu上でWindowsを動かしており、Windowsでしか動かない細かい作業などをやらせているんですが、ホスト(Ubuntu)を介さずスマートカードリーダー(PC/SC, CCID)を繋ぎたくなりました。

デフォルトの設定だとホストとゲストがスマートカードリーダーを共有する設定になっており、ホストとゲストが同時にスマートカードリーダーにアクセスでき、これはこれで便利そうなのですが、なにしろWindows上で上手く動かないので直接繋ぎたくなった次第です。

環境
仮想ソフト:VMware Workstation 14 Player
ホストOS:Ubuntu 16.04
ゲストOS:Windows Server 2008 R2(Windows 7ベース)

ゲストと直接スマートカードリーダーを繋ぐ設定にすると、ホストとゲストとでスマートカードリーダーが排他利用になります。つまり、ゲストに繋いでいる間はホストからはアクセス不能です[1]。それでよければ下記設定をすると何かの役に立つかもしれません。

/etc/vmware/config に下の行を付け足し、VMPlayerを再起動します:

usb.generic.allowCCID = "TRUE"
usb.ccid.disable = "TRUE"

Windowsに直接スマートカードリーダーを挿している状態になるので、ドライバー(Windows上で使うWindowsバイナリ)を入れるのを忘れずに。

参考: Gemalpto Smart Card Reader only appears as "Shared" not "Passthrough"

PCが立ち上がった瞬間、PWMファンが高速で回るのを抑制する(理論編)


PWMファン(マザーボードからの回転数制御用のパルス信号を受け取れる4Pin入力のファン)は便利なのですが、パソコンのスイッチを入れた瞬間は高速で回転し出します。
これは仕様上仕方のないことだと考えられるのですが、うるさいのでなんとかする方法を考えてみました。

そもそも高速で回転し出す原因は、パソコンの起動順序を考えると推測が付きます

1.電源スイッチをONにするという1bit情報を明示的に与える

2.マザーボードの電源が入ってファンに電源が供給される

3.UEFIまたはBIOSが立ち上がる

4.ここでやっとPWMファンがマザーボードの制御下に入る

ここで考えられる対策として、2.の後にファンの電源供給経路に0.5から1秒くらいの遅延回路を入れる方法があります。

遅延回路といっても、何通りも構成を考えられます。

まず思い浮かぶのはFET一個とRC時定数回路で構成された簡単な回路ですが、過渡時の挙動がゲート電流に左右されそうです。ゲート電流なんて僅かですが、気になるものは気になります。

論理回路で離散値を持たせることにより、出力のチャタリングを防ぐことができます。論理回路を使う方法についても何通りも考えられます。今回はその中でもコストが低いNAND回路とスイッチ用MOSFETで構成された遅延回路のシミュレーションをLTSpiceで行いました。

上記がシミュレーションをした試作回路です[1]。定数についてはまだ見直す必要があります。
NANDの定数やMOSFETのモデルは、秋月電子にあるものと近い値を設定しました。

R3とC1で時定数を設定します。

抵抗とコンデンサのみで構成された回路の過渡出力電圧は[2]
$$ V_{out}=(1-e^{-\frac{1}{RC}t})V_{in}$$

であり、これをRCについてVout=Vth, Vin=5で解くことで[3]、抵抗値とコンデンサの定数の積を求められます[4]
R10は駆動対象のFANです。50オームという値は適当です。

上図が解析結果です。
定数については見直す必要がありますが、ある時間でFETのドレインが接地され、FANが駆動されている様子は見られるので基本的には動くと考えられます。

解析については、LTSpiceの過渡解析で行っているのですが、電圧源を0.001秒後にオンにするように設定しています。
これは、0秒後からオンにするとLTSpiceが定常解析を行ってしまうためです。この仕様でしばらく悩みました。

しかし、これだと0秒後には既にNAND回路は動作しています。そのせいで0から0.001秒付近の挙動が怪しいようです[5]。実際にはNANDがONになった瞬間の一段目の出力は1、二段目の出力は0であり、FETは駆動されていないので問題ないでしょう。

実装は次回 -> PCが立ち上がった瞬間、PWMファンが高速で回るのを抑制する(理論編)

中国のビンロウ(檳榔)を試食した

中国のビンロウを食べました。
ビンロウというと台湾の緑色の果実を思い浮かべる方も多いと思いますが、中国の煮たような干したようなビンロウもなかなか美味しいですよ。


中国本土ではこのようにして至るところでビンロウが売られています。
タバコを売っているような個人商店にはほぼ必ずあります。中国のちょいダメ系の人はビンロウ食べながらタバコ吸ってるという勝手なイメージがあります[1]

今回は「口味王 和成天下」「胖哥 天生有範」「檳之榔 老湘潭」「伍子牌 湘潭鋪子 枸杞檳榔」の四種類を買いました。
ビンロウは基本的に定価売りのようです。1パック10元(170円)のものと15元(250円)のものがあります。[2]。大体はパッケージに値段が印刷されています。

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ベトナム ハノイの路線バスを便利に使う

ベトナムの不思議な魅力に取り憑かれたsoraochiです。

みなさんはベトナム観光での市内の移動はどうしてますか?
主にタクシー、トゥクトゥク、バス、徒歩があると思うのですが、どれも一長一短です。
以下に一長一短であると思う理由を示し、その後に路線バスのメリットと具体的な路線について説明します

(※以下レートについては簡単の為、200VND = 1円とします)

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Let's Encryptを使ってWordPressをSSLに対応させた

前回、Debian jessie + Apache をSSLに対応させたのですが、Let's Encryptがちゃんと使えてるのかしばらくテストしたかったので、WordPressのリンク等は当面書き換えずに様子見をしていました。

前回:Debian jessie + さくらのVPSでLet’s Encryptを使う

しかしもうそろそろ大丈夫なのではないかと思い、ブログを全体的にSSLに対応させました。

SSL化にあたり、主にこちらのページを参照いたしました。
https://www.blogging-life.com/wpsite-https-migration-guide/

ただ、うちは.htaccessを使っていないので、リダイレクトはdefault-ssl.confの設定で行いました。

参考:常時SSL化の為にやったこと riscascape.net

HSTSの設定は、まだ諸々整っていないためやめておきました。

ブログについては結構簡単にSSL化できました。おしまい。

Debian jessie + さくらのVPSでLet's Encryptを使う

どうやら最近SSL対応のサイトが増えているようで、「暗号化する必要あるんだろうか?」というどうでもいいサイトまでhttpにアクセスするとhttpsにリダイレクトされたりもします。
そうなってくると大手サイトがhttpを使っていると、まだSSL入れてなかったんかいなどと思ったりもします。

スマホもパソコンも速くなった今、全ての通信が暗号化されるのはいいことだと考えております。
かといって個人が証明書にお金払うのは微妙ですし(僕は前払ってましたけどもすごく微妙な気持ちになりました)、オレオレ証明書使うのは更に微妙です。

team2ch.orgもなんとなくSSLを入れてみたくなったので、2016年くらいから話題の「Let's Encrypt」を使って無料で認証局から証明書を発行してもらいました。
それをApache2で使えるようにするまでの手順を書きます。

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タンソンニャット国際空港(ベトナム、ホーチミン)の両替屋で騙されないライフハック

みなさん、タンソンニャット国際空港の両替屋で騙されてますか?私はかなり警戒していたのにまんまと騙されました。ベトナム(ホーチミン)恐ろしや。

一体私はなぜ騙されたのでしょうか。今回の手口と今後の対策について考察していきます。

# ところで関係ないですけど「タンソンニャット」って漢字で書くと「新山一」らしいっすね。
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